Excelで調達か自社生産かの意思決定を計算するには？

Excelで調達か自社生産かの意思決定を計算または評価するには、次の手順に従ってください：

ステップ1：以下のスクリーンショットのように表を作成し、その表にデータを入力します。

ステップ2：製造コストと総購入コストを計算します：

(1) セルD3に=A3*C3+B3と入力し、必要な範囲までフィルハンドルをドラッグします。今回のケースでは、範囲D4:D12までドラッグします；

(2) セルE3に=D3/A3と入力し、必要な範囲までフィルハンドルをドラッグします。今回のケースでは、範囲E4:E12までドラッグします；

(3) セルG3に=F3*A3と入力し、必要な範囲までフィルハンドルをドラッグします。今回のケースでは、範囲G4:G12までドラッグします。

これで、Excelでの調達対比表が完成しました。

ステップ3：次に散布図を挿入します。

(1) Ctrlキーを押しながら、単位列（範囲A2:A12）、製造単価列（範囲E2:E12）、および購入単価列（範囲F2:F12）を選択します；

(2) 挿入 > 散布図ボタン（または散布図 (X,Y) またはバブルチャートボタン） > 平滑線付き散布図をクリックします。下のスクリーンショットをご覧ください：

ステップ4：垂直軸を右クリックして表示されるメニューから「軸の書式設定 」を選択し、垂直軸をフォーマットします。

ステップ5：次の通り垂直軸オプションを変更します：

1. Excel 2013の「軸の書式設定」ペインで、最小値ボックスに最小境界を、最大値ボックスに最大境界を入力します；
2. Excel 2007および2010の「軸の書式設定」ダイアログボックスで、「固定」オプションを最小値の横でチェックし、次のボックスに最小境界を入力します。「固定」オプションを最大値の横でチェックし、次のボックスに最大境界を入力します。その後、ダイアログボックスを閉じます。下のスクリーンショットをご覧ください：

ステップ6：ステップ5で紹介したのと同じ方法で水平軸オプションを変更します。

ステップ7：チャートを選択したまま、レイアウト > チャートタイトル > チャートの上に移動し、チャート名を入力します。

注：Excel 2013では、チャート名はデフォルトでチャートの上に追加されます。必要に応じてチャート名を変更するだけです。

ステップ8：凡例の位置を変更するには、レイアウト > 凡例 > 凡例を下部に表示をクリックします。

注：Excel 2013では、凡例はデフォルトで下部に追加されます。

これまでのところ、調達対比表と調達対比チャートが完成しました。このチャートを使用して、調達か自社生産かの意思決定を簡単に行うことができます。
今回のケースでは、1050単位未満が必要な場合、アクセサリーを購入するのが経済的です。1050単位以上が必要な場合、アクセサリーを自社生産する方がコストが低くなります。700単位または1050単位が必要な場合、製造コストは購入コストと同じ金額になります。下のスクリーンショットをご覧ください：