Excelで範囲データを複数のワークブックに分割するにはどうすればよいですか？

このパートでは、Kutools for Excelの「データの分割」機能を使用します。

ステップ1: 分割したい範囲を選択し、次に「Kutools Plus」＞「データの分割」をクリックします。

ステップ2: 開いた「データを複数のワークシートに分割」ダイアログボックスで、次の操作を行います：

(1) 選択した範囲にヘッダーが含まれている場合は、「データにヘッダーが含まれている」オプションをチェックします；

(2) 「特定の列」オプションをチェックし、下のボックスをクリックして、ドロップダウンリストから列ヘッダー名を選択します。今回の例では、「Fruit（果物）」を選択します；

(3) 「ルール」ボックスをクリックし、ドロップダウンリストから「指定した列の値 」を選択します；

(4) 新しいワークシート名に接頭辞や接尾辞を設定するのはオプションです。今回は「Prefix（Optional）」ボックスに「KTE」と入力して接頭辞を設定しました；

(5) 「OK」ボタンをクリックします。

これで、選択した範囲が果物に基づいて分割され、新しいワークブックに保存されます。また、各果物の分割レコードは1つのワークシートに保存されます。以下のスクリーンショットをご覧ください：

このパートでは、Kutools for Excelの「ブックの分割」機能を使用します。

ステップ3: 新しいワークブックのままにしておき、Kutools Plus＞ワークブック＞ブックの分割をクリックします。

ステップ4: 開いた「ブックの分割」ダイアログボックスで、すべてのワークシートを選択し、 「保存形式の指定」 ドロップダウンリストから「Excel ブック (*.xlsx)」 を選択して、「分割」ボタンをクリックします。

ステップ5: ここで「フォルダの参照」ダイアログボックスが表示されます。分割されたワークシートを保存するための宛先フォルダを指定し、「OK」ボタンをクリックします。上記のスクリーンショットをご覧ください。

新しいワークブックを分割し、各ワークシートを個別のワークブックとして保存するまでに数分かかります。分割後、元の範囲データの列値に基づいて複数のワークブックが宛先フォルダに作成されます。以下のスクリーンショットをご覧ください：

これで、選択した範囲データを「果物」列の値に基づいて分割し、各果物のレコードを個別のワークブックに保存できました。

列に基づいてデータを複数のワークシートに分割する

行数に基づいてデータを複数のワークシートに分割する

ワークブックを個別のExcelファイルに分割する