ExcelでVlookupを使用する際に、検索セルの元の書式をコピーするにはどうすればよいですか?
以前の記事では、ExcelでVlookupを使用して値を検索する際に背景色を保持する方法について説明しました。この記事では、ExcelでVlookupを行う際に結果として得られるセルのすべての書式をコピーする方法を紹介します。以下の手順に従ってください。
ユーザー定義関数を使用してExcelでVlookupを使用する際の元の書式をコピーする
ユーザー定義関数を使用してExcelでVlookupを使用する際の元の書式をコピーする
下のスクリーンショットのような表があると仮定します。ここで、指定された値(列E)が列Aにあるかどうかを確認し、列Cから対応する値と書式を返す必要があります。それを実現するには、以下のようにしてください。
1. Vlookupしたい値が含まれているワークシートで、シートタブを右クリックし、コンテキストメニューから「コードの表示」を選択します。スクリーンショットをご覧ください:
2. 開いたMicrosoft Visual Basic for Applicationsウィンドウで、次のVBAコードをコードウィンドウにコピーしてください。
VBAコード1: 書式付きで値を検索して返す
Sub Worksheet_Change(ByVal Target As Range)
'Update by Extendoffice 20211203
Dim I As Long
Dim xKeys As Long
Dim xDicStr As String
On Error Resume Next
Application.ScreenUpdating = False
Application.CutCopyMode = False
xKeys = UBound(xDic.Keys)
If xKeys >= 0 Then
For I = 0 To UBound(xDic.Keys)
xDicStr = xDic.Items(I)
If xDicStr <> "" Then
Set xRg = Application.Range(xDicStr)
xRg.Copy
Range(xDic.Keys(I)).PasteSpecial xlPasteFormats
Else
Range(xDic.Keys(I)).Interior.Color = xlNone
End If
Next
Set xDic = Nothing
End If
Application.ScreenUpdating = True
Application.CutCopyMode = True
End Sub
3. 次に、「挿入」 > 「モジュール」をクリックし、以下のVBAコード2をモジュールウィンドウにコピーしてください。
VBAコード2: 書式付きで値を検索して返す
Public xDic As New Dictionary
'Update by Extendoffice 20211203
Function LookupKeepFormat(ByRef FndValue, ByRef LookupRng As Range, ByRef xCol As Long)
Dim xFindCell As Range
On Error Resume Next
Application.ScreenUpdating = False
Set xFindCell = LookupRng.Find(FndValue, , xlValues, xlWhole)
If xFindCell Is Nothing Then
LookupKeepFormat = " "
xDic.Add Application.Caller.Address, " "
Else
LookupKeepFormat = xFindCell.Offset(0, xCol - 1).Value
xDic.Add Application.Caller.Address, xFindCell.Offset(0, xCol - 1).Address(External:=True)
End If
Application.ScreenUpdating = True
End Function
4. 「ツール」>参照設定をクリックします。そして、参照設定 – VBAProjectダイアログボックスで「Microsoft Script Runtime」のチェックボックスをオンにしてください。スクリーンショットをご覧ください:
5. Alt + Qキーを押して、Microsoft Visual Basic for Applicationsウィンドウを終了します。
6. 検索値の隣の空白セルを選択し、 数式バーに=LookupKeepFormat(E2,$A$1:$C$8,3)という数式を入力してから、Enterキーを押します。
注: この数式では、E2には検索する値が含まれており、$A$1:$C$8はテーブル範囲、数字の3は返される対応する値がテーブルの3列目に位置することを意味します。必要に応じてこれらを変更してください。
7. 最初の結果セルを選択したまま、フィルハンドルを下にドラッグして、下のスクリーンショットに示すようにすべての結果とその書式を取得します。

Kutools AIでExcelの魔法を解き放つ
- スマート実行: セル操作、データ分析、グラフ作成を簡単なコマンドで行います。
- カスタム数式: ワークフローを合理化するための独自の数式を生成します。
- VBAコーディング: 簡単にVBAコードを作成し実装します。
- 数式の解釈: 複雑な数式を簡単に理解できます。
- テキスト翻訳: スプレッドシート内の言語障壁を取り除きます。
関連記事:
- ExcelでVlookupを使用して背景色を検索値と一緒に返すにはどうすればよいですか?
- ExcelでVlookupを使用して日付形式ではなく数値を返すにはどうすればよいですか?
- ExcelでVlookupと合計を使用するにはどうすればよいですか?
- ExcelでVlookupを使用して隣接するセルまたは次のセルに値を返すにはどうすればよいですか?
- ExcelでVlookupを使用して値を検索し、true/falseやyes/noを返すにはどうすればよいですか?
最高のオフィス業務効率化ツール
🤖 | Kutools AI Aide:データ分析を革新します。主な機能:Intelligent Execution|コード生成|カスタム数式の作成|データの分析とグラフの生成|Kutools Functionsの呼び出し…… |
人気の機能:重複の検索・ハイライト・重複をマーキング|空白行を削除|データを失わずに列またはセルを統合|丸める…… | |
スーパーLOOKUP:複数条件でのVLookup|複数値でのVLookup|複数シートの検索|ファジーマッチ…… | |
高度なドロップダウンリスト:ドロップダウンリストを素早く作成|連動ドロップダウンリスト|複数選択ドロップダウンリスト…… | |
列マネージャー:指定した数の列を追加 |列の移動 |非表示列の表示/非表示の切替| 範囲&列の比較…… | |
注目の機能:グリッドフォーカス|デザインビュー|強化された数式バー|ワークブック&ワークシートの管理|オートテキスト ライブラリ|日付ピッカー|データの統合 |セルの暗号化/復号化|リストで電子メールを送信|スーパーフィルター|特殊フィルタ(太字/斜体/取り消し線などをフィルター)…… | |
トップ15ツールセット:12 種類のテキストツール(テキストの追加、特定の文字を削除など)|50種類以上のグラフ(ガントチャートなど)|40種類以上の便利な数式(誕生日に基づいて年齢を計算するなど)|19 種類の挿入ツール(QRコードの挿入、パスから画像の挿入など)|12 種類の変換ツール(単語に変換する、通貨変換など)|7種の統合&分割ツール(高度な行のマージ、セルの分割など)|… その他多数 |
Kutools for ExcelでExcelスキルを強化し、これまでにない効率を体感しましょう。 Kutools for Excelは300以上の高度な機能で生産性向上と保存時間を実現します。最も必要な機能はこちらをクリック...
Office TabでOfficeにタブインターフェースを追加し、作業をもっと簡単に
- Word、Excel、PowerPointでタブによる編集・閲覧を実現。
- 新しいウィンドウを開かず、同じウィンドウの新しいタブで複数のドキュメントを開いたり作成できます。
- 生産性が50%向上し、毎日のマウスクリック数を何百回も削減!
全てのKutoolsアドインを一つのインストーラーで
Kutools for Officeスイートは、Excel、Word、Outlook、PowerPoint用アドインとOffice Tab Proをまとめて提供。Officeアプリを横断して働くチームに最適です。





- オールインワンスイート — Excel、Word、Outlook、PowerPoint用アドインとOffice Tab Proが含まれます
- 1つのインストーラー・1つのライセンス —— 数分でセットアップ完了(MSI対応)
- 一括管理でより効率的 —— Officeアプリ間で快適な生産性を発揮
- 30日間フル機能お試し —— 登録やクレジットカード不要
- コストパフォーマンス最適 —— 個別購入よりお得