Excelの数式: Excel時間をUnixタイムスタンプに変換、またはその逆
この記事では、Excelシート内でExcel時間とUnixタイムスタンプを相互に変換するための数式について説明します。
数式を読む前に:
Unixタイムスタンプとは?
Unixタイムスタンプは秒単位で時間を記録します。Unixシステムでは、1970年1月1日から時間をカウントします。言い換えれば、Unixタイムスタンプは指定された日付と1970年1月1日の間の総秒数です。
このチュートリアルに従う場合は、例として使用するスプレッドシートをダウンロードしてください。
Excel時間をUnixタイムスタンプに変換
汎用的な数式:
(Excel_time-DATE(1970,1,1))*86400 |
構文と引数
Excel_time: Unix時間に変換したい日時。 |
戻り値
この数式はシリアル番号を返します。通常、返される値が非常に大きいため、#####として表示されますが、返された値を「標準」または「数値」形式に設定することで、通常のシリアル番号として表示できます。
備考
指定されたExcel時間が1900年1月1日以上で1970年1月1日未満の場合、負の数を返します。Excel時間が1970年1月1日と等しい場合、ゼロを返します。Excel時間が1970年1月1日より後の場合、正の数を返します。
エラー
Excel時間が1900年1月1日より前の場合、結果はエラー値 #VALUE! を返します。
この数式の仕組み
ここで、セルB3:B6にあるExcel時間をUnix時間に変換するには、次の数式を使用してください:
=(B3-DATE(1970,1,1))*86400 |
押す Enter キーを押して最初の結果を得て、オートフィルハンドルをセルC7までドラッグします。
説明
日付関数: 年、月、日の数字を使って日付を作成します。
数式 (B3-DATE(1970,1,1)) は、指定された日時とUnixエポックとの差を計算するために使用されます。
86400: ご存知の通り、1日=24時間、1時間=60分、1分=60秒なので、1日=24*60*60=86400秒です。
UnixタイムスタンプをExcel時間に変換
汎用的な数式:
(Unix_time/86400)+DATE(1970,1,1) |
構文と引数
Unix_time: 標準のExcel時間に変換したいUnix時間(シリアル番号)。 |
戻り値
この数式はシリアル番号を返し、その後、シリアル番号を日時形式に設定する必要があります。通常、結果は正のシリアル番号ですが、結果が負の数の場合、日時形式に設定すると#####が表示されます。
この数式の仕組み
セルB3:B6にあるUnix時間をExcel時間に変換するには、次の数式を使用してください:
=(B3/86400)+DATE(1970,1,1) |
押す Enter キーを押して、オートフィルハンドルをセルC6までドラッグします。
次に、結果を選択したまま、「 Ctrl + 1 」を押して セルの書式設定 ダイアログを表示します。「 数値 」タブで「 日付 」を「 分類 」リストから選択し、右側の「 種類」セクションで必要な形式を選択します。
OKをクリックすると、数式の結果が日時形式に設定されます。
説明
日付関数: 年、月、日の数字を使って日付を作成します。
数式 (B3/86400)+DATE(1970,1,1) は、指定された日時とUnixエポック間の総日数を取得します。
86400: ご存知の通り、1日=24時間、1時間=60分、1分=60秒なので、1日=24*60*60=86400秒です。また、その逆に、日付/86400で日数を取得できます。
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関連する関数
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テキストを数値に変換します。 - Excel MONTH 関数
MONTHは、日付から整数(1~12)の月を取得するために使用されます。 - Excel DAY 関数
DAY関数は、日付から数値(1~31)の日を取得します。 - Excel YEAR 関数
YEAR関数は、指定された日付に基づいて4桁のシリアル番号形式で年を返します。
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