Excel で範囲内の x または y のいずれかを含むセルをカウントする
いずれかの値を含むセルをカウントする際、一部の Excel ユーザーは2 つの COUNTIF 関数を単純に加算しますが、この方法では「x または y」(OR 条件)ではなく、「x と y の両方」(AND 条件)を満たすセルがカウントされてしまいます。二重カウントを回避するために、このチュートリアルでは SUMPRODUCT 関数を使った数式を詳しく解説し、Excel で指定範囲内に x または y のいずれかを含むセルを正確にカウントする方法をご紹介します。

Excel で範囲内の x または y のいずれかを含むセルをカウントする方法
以下のスクリーンショットのように、データ範囲 B3:B9 に「KTE」または「KTO」のいずれかを含むセルがいくつあるかをカウントするには、次の数式をご利用ください。

汎用数式
=SUMPRODUCT(--((ISNUMBER(FIND("criteria1",rng)) + ISNUMBER(FIND("criteria2",rng)))>0))
引数
Rng(必須):x または y のいずれかを含むセルの個数をカウントする対象範囲です。
Criteria1(必須):セルをカウントする際の基準となる文字列または数値の1 つです。
Criteria2(必須):セルをカウントするもう1 つの条件となる文字列または文字です。
この数式の使用方法
1.結果を表示する空白セルを選択してください。
2.以下の数式を入力して、Enterキーを押すと、結果が表示されます。
=SUMPRODUCT(--((ISNUMBER(FIND(D3,B3:B9)) + ISNUMBER(FIND(D4,B3:B9)))>0))

これらの数式の動作原理
=SUMPRODUCT(--((ISNUMBER(FIND(D3,B3:B9)) + ISNUMBER(FIND(D4,B3:B9)))>0))
- 1. FIND(D3,B3:B9):FIND 関数は、D3 の値「KTE」が指定された範囲(B3:B9)内に存在するかどうかをチェックし、次のような配列を返します:{1、#VALUE!、#VALUE!、#VALUE!、#VALUE!、1、#VALUE!}。
この配列では、2 つの「1」がリスト B3:B9 の最初と下から2 番目のセルに「KTE」が含まれていることを示しており、「#VALUE!」はその他のセルに「KTE」が見つからないことを意味します。 - 2. ISNUMBER{1,#VALUE!, #VALUE!, #VALUE!, #VALUE!,1, #VALUE!}ISNUMBER 関数は、配列内で数値に遭遇すると TRUE を返し、エラーに遭遇すると FALSE を返し、最終的に {TRUE;FALSE;FALSE;FALSE;FALSE;TRUE;FALSE} という新しい配列を生成します。
- 3. FIND(D4,B3:B9)この FIND 関数も同様に、D4 の値「KTO」が制限された範囲(B3:B9)内に存在するかどうかをチェックし、次のような配列を返します:{#VALUE!、1、#VALUE!、#VALUE!、#VALUE!、#VALUE!、#VALUE!}。
- 4. ISNUMBER{#VALUE!,1,#VALUE!,#VALUE!, #VALUE!,#VALUE!,#VALUE!}ISNUMBER 関数は、配列内で数値に遭遇すると TRUE を返し、エラーに遭遇すると FALSE を返し、最終的に {FALSE;TRUE;FALSE;FALSE;FALSE;FALSE;FALSE} という新しい配列を生成します。
- 5. {TURE;FALSE;FALSE;FALSE;FALSE;TURE;FALSE} + {FALSE;TURE;FALSE;FALSE;FALSE;FALSE;FALSE}ここで、2 つの配列から {1;1;0;0;0;1;0} という結果が得られます。
- 6. {1;1;0;0;0;1;0}>0ここで、配列内の各数値が 0 より大きいかどうかを比較し、{TRUE;TRUE;FALSE;FALSE;FALSE;TRUE;FALSE} という結果が得られます。
- 7. --({TURE;TRUE;FALSE;FALSE;FALSE;TURE;FALSE})この2 つのマイナス記号により、「TRUE」は1 に、「FALSE」は0 に変換され、新しい配列 {1;1;0;0;0;1;0} が得られます。
- 8. =SUMPRODUCT({1;1;0;0;0;1;0})SUMPRODUCT 関数は配列内のすべての数値を合計し、このケースでは最終結果として 3 を返します。
関連関数
Excel SUMPRODUCT 関数
Excel の SUMPRODUCT 関数を使えば、2 つ以上の列や配列の要素をそれぞれ掛け合わせ、その積の合計を簡単に求められます。
Excel ISNUMBER 関数
Excel の ISNUMBER 関数は、セルに数値が含まれていると TRUE を返し、そうでない場合は FALSE を返します。
Excel FIND 関数
Excel の
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