Excelのセル内の特定の単語をカウントする

この記事では、Excelのセル内に特定の単語が出現する回数をカウントするための数式を紹介します。

Excelでセル内の特定の単語をカウントするにはどうすればよいですか？

汎用的な数式

=(LEN(セル参照)-LEN(SUBSTITUTE(セル参照, 単語,"")))/LEN(単語)

引数

この数式の使い方は？

以下は、Excelでこの数式を適用するためのステップバイステップガイドです。

例えば、セルB5にある「tool」という単語が何回出現するかをカウントしたい場合、以下の手順を行ってください。

空白のセルを選択し、以下の数式をコピーして貼り付けると、すぐに結果が得られます。

=(LEN(B5)-LEN(SUBSTITUTE(B5,"tool","")))/LEN("tool")

ヒント： 数式に直接単語を入力する代わりに、特定のセルに単語を入力し、そのセルを数式内で参照することもできます。下記の数式とスクリーンショットをご覧ください：
=(LEN(B5)-LEN(SUBSTITUTE(B5,C5,"")))/LEN(C5)

注意：

• 1. 必要に応じて、セルB5と単語「tool」を変更してください；
• 2. 指定した単語が見つからない場合、結果は0になります；
• 3. この数式は大文字小文字を区別します；
• 4. 大文字小文字を無視してセル内の特定の単語をカウントしたい場合は、SUBSTITUTE関数内にUPPER関数を使用してください。下記の数式を参照してください：
• =(LEN(B5)-LEN(SUBSTITUTE(UPPER(B5),UPPER(C5),"")))/LEN(C5)
• 

この数式の仕組み

• 1. SUBSTITUTE(B5,"tool",""): SUBSTITUTE関数は、元のテキストであるセルB5から特定の単語「tool」を削除します；
• 2. LEN(SUBSTITUTE(B5,"tool" ,"")): ここでのLEN関数は、特定の単語を除いた元のテキストの長さを計算します。結果は35です；
• 3. (LEN(B5)-LEN(SUBSTITUTE(B5,"tool",""))): 上記の数字（35）を元のテキスト全体の長さ（47）から引き算し、47-35=12という結果を得ます；
• ここで、結果の12は元のテキスト文字列における特定の単語「tool」の総文字数です；
• 4. LEN("tool"): ここでのLEN関数は、「tool」の文字数を計算し、結果として4を返します；
• 5. 12/4: 最後に、「tool」の総文字数である12を、「tool」1つの文字数である4で割り、結果として3を得ます。

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