Excel FINV 関数

説明
ExcelのFINV関数は、(右側)F確率分布の逆を返します。p(確率)= FDIST(x,…)の場合、FINV(p,…)= xとなります。
注: この関数は、Excel 2010以降のバージョンで改善された精度を提供する可能性があるF.INV.RT関数に置き換えられています。この関数はまだ利用可能ですが、将来的には利用できなくなる可能性があるため、新しい関数の使用を学ぶことをお勧めします。
数式構文
引数
|
備考
1. FINV関数のいずれかの引数が非数値の場合、関数は#VALUE!エラー値を返します。
2. 次の場合、関数は#NUM!エラー値を返します:
- 確率が<0または>1の場合;
- 自由度1が<1または≥10^10の場合;
- 自由度2が<1または≥10^10の場合;
3. 自由度1または自由度2が整数でない場合、小数点以下が切り捨てられます。
バージョン
Excel 2010およびそれ以降のバージョン
使用方法と例
基本的な使い方
例えば、リストC2:C4に確率、自由度1、自由度2の引数が含まれている場合、F確率の相対的な逆数を得るには、次の数式を使用してください:
=FINV(C2,C3,C4)
押す Enter キー
その他の関数:
Excel F.INV 関数
ExcelのF.INV関数は、F確率分布の逆を返します。p(確率)= F.DIST(x,…)の場合、F.INV(p,…)= xとなります。
Excel FDIST 関数
ExcelのFDIST関数は、通常、2つのデータセット間の多様性の程度を測定するために使用される(右側)F確率分布を返します。
Excel EXPON.DIST 関数
Excel 2010で使用されるEXPON.DIST関数は、指定されたx値と分布のパラメータに基づいて指数分布を返します。
Excel F.DIST 関数
ExcelのF.DIST関数は、通常、2つのデータセット間の多様性の程度を測定するために使用されるF確率分布を返します。
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