Excel IMLOG2 関数

IMLOG2 関数は、x + yi または x + yj のテキスト形式で指定された複素数の基数2の対数を返します。

構文

=IMLOG2(複素数)

引数

戻り値

IMLOG2 関数は、テキストとしての複素数を返します。

関数に関する注意

• 複素数 は次のいずれかとして指定できます：
  • 虚部が0である実数、例えば、1は複素数1+0iです；または実部が0である純虚数、例えば、iは複素数0 + 1iです；
  • 複素数を参照するセルの参照；
  • 二重引用符で囲まれた複素数。
• 複素数は、実数係数と虚数係数を複素数に変換する COMPLEX 関数によって返されることがあります。
• 複素数が小文字の i または j （イオタ）を持つ複素数として認識されない場合、IMLOG2 は #NUM! エラーを返します。
• 複素数が論理値の場合、IMLOG2 は #VALUE! エラーを返します。
• 複素数の基数2の対数は次の通りです：
  log₂(x + yi) = (log₂e)ln(x +yi)
  または
  log₂(x + yj) = (log₂e)ln(x +yj)
  ここで、 e （オイラー数）は約 2.71828 です。
• 任意の基数を使用して数値の対数を返すには、LOG 関数を使用します。

例

以下の表に記載されている複素数の基数2の対数を取得するには、上部のセルに以下の数式をコピーまたは入力し、Enter を押して結果を得てから、結果セルの右下隅にあるフィルハンドルをドラッグして下のセルに数式を適用してください。

=IMLOG2(B3)

また、以下の例のように、数式に実際の複素数を入力することもできます。複素数は必ず二重引用符で囲んでください：

=IMLOG2("3+4i")

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