Excel LENB関数

LENB関数は、文字列の長さをバイト単位で返します。LENBは、簡体字中国語、繁体字中国語、韓国語、日本語など、ダブルバイト文字セット（DBCS）を使用する言語での使用を目的としています。この関数は、各ダブルバイト文字を2としてカウントします。

構文

=LENB(テキスト)

引数

戻り値

LENB関数は数値を返します。

関数に関する注意

• スペースも文字としてカウントされます。
• LENBは、DBCSをサポートする言語の編集を有効にし、それをデフォルト言語に設定した場合、常に各ダブルバイト文字を2としてカウントします。それ以外の場合、LENBはLENと同様に、各文字を1としてカウントします。
• LENBはデータの見た目ではなく、実際の値をカウントします。例えば、A1が日付「2022/9/1」の場合、LENB(A1)は5を返します。これは、A1の実際の値が44805であり、それが日付値として書式設定されているためです。

例

以下の表に示すように、LENBが指定された文字列の長さをバイト単位で返すようにするには、結果リストの最上部のセル（D6）に次の数式をコピーまたは入力し、Enterキーを押して結果を得てください。次に、結果のセルを選択し、選択したセルの右下隅にある小さな四角形（フィルハンドル）をドラッグして、数式を下のセルにも適用します。

=LENB(B6)

セル参照の代わりに、以下の例のように数式に実際のテキスト値を入力することもできます。

=LENB("你在干什么")

注: Excelの数式では、テキスト文字列を二重引用符（""）で囲む必要があります。ただし、セル参照、数値、または日付は引用符で囲まないでください。

LENBとLENの比較

LENBは各ダブルバイト文字を2としてカウントし、各シングルバイト文字を1としてカウントします。一方、LENはダブルバイトおよびシングルバイト文字の両方を1としてカウントします。以下に示すように、LENBとLENによって返される結果を比較することができます。

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