Excel MAXA 関数

このチュートリアルに沿って操作したい場合は、例のスプレッドシートをダウンロードしてください。

説明

Excel の MAXA 関数は、指定された値のセットの中で最大の値を返します。MAXA 関数は空のセルを無視します。ただし、MAX 関数とは異なり、MAXA 関数はテキストや論理値 FALSE を 0 として、論理値 TRUE を 1 としてカウントします。

構文と引数

数式の構文

引数

戻り値

MAXA 関数は最大の数値を返します。

備考

1. 引数は数字、名前、配列、または値を含む参照のいずれかです。

2. 空のセルは MAXA 関数によって無視されます。

3. 論理値 FALSE とテキスト値は MAXA 関数によって 0 としてカウントされ、論理値 TRUE は 1 としてカウントされます。

4. 引数にすべて空の値がある場合、MAX 関数は 0 を返します。

バージョン

Excel 2003 以降

使用方法と例

例: 各行の最大値を見つける

B4:D8 の範囲にある表があり、その表の各行で最大値を見つけるには、セル（例えば F4）を選択し、以下の数式をコピーするか直接入力します：

=MAXA(B4,C4,D4)

Enter キーを押して最初の行の最大値を得て、オートフィルハンドルを F8 までドラッグして各行の最大値を得ます。

関数を一度だけ使用する場合、MAXA 関数に直接数値を入力することもできます：

=MAXA(1,24,5)

関連する関数：

• Excel MAX 関数
  Excel MAX 関数は、指定された値のセットの中で最大の値を返します（論理値は無視されます）。

• Excel RANDBETWEEN 関数
  RANDBETWEEN 関数は、指定された 2 つの数値間のランダムな数値を返します。

• Excel ROMAN 関数
  ROMAN 関数は、数値をテキスト形式のローマ数字に変換します。

• Excel ROUND 関数
  Excel ROUND 関数は、数値を指定された桁数に丸めます。