Excel UNIQUE 関数

UNIQUE 関数は、データ範囲から一意の値を抽出します。データには、テキスト、数字、日付、エラー値などが含まれる場合があります。

構文

=UNIQUE(配列, [列単位], [一度だけ])

引数

戻り値

UNIQUE 関数は配列を返します。

関数に関する注意点

• 配列は、値の行、値の列、または値の行と列の組み合わせとして指定できます。
• UNIQUE によって返される結果は、元の配列データが整理された方法でセルの範囲に展開されます。
• 配列内にゼロ (0) と空白セルがある場合、UNIQUE は2つのゼロを返します：1つは空のセルを表し、もう1つはゼロ自体を表します。 注: 空白も個別の値として扱われます。
• UNIQUE は異なるワークブック間で使用できます。ただし、参照されているワークブックが開かれていることを確認してください。そうでない場合、結果セルを更新すると #REF! エラーが返されます。
• UNIQUE の結果は動的です。つまり、元のデータの値が変更されると自動的に更新されます。ただし、新しいエントリを配列に追加しても結果は更新されません。これを解決するには、配列引数として構造化参照を使用する必要があります。

例

以下に示す列 B のリストから異なる値を抽出するには、結果テーブルの一番上のセルに次の数式をコピーまたは入力して、Enter を押して結果を得てください：

=UNIQUE(B3:B16)

注: 列単位 と 一度だけ 引数は省略されています。デフォルトでは、行同士を比較し、配列内のすべての異なる値を返します。

行から一意の値を取得する例

以下に示す行 C のデータから一意の値を抽出するには、結果テーブルの左端のセルに次の数式をコピーまたは入力して、Enter を押して結果を得てください：

=UNIQUE(C3:J3,TRUE)

注: 結果行では、UNIQUE は空白セルに対して空文字列 (“”) とゼロ (0) を返します。

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